「猫ちゃん」「レビン」「夢二君」名前が変わる度に幸せになりました
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阿武隈川沿い |
初めまして! 私は、楢和(ならわ)と申します。
私が「猫ちゃん」に初めて会ったのは、一昨年(2006年)の夏でした。とても、人なつっこく、色々な人に可愛がられ、餌をもらっていました。飼い主は居ません。
私も、他の人たちと同じく、猫ちゃんを可愛がっていました。餌はあげたことはありませんでした。
でも、「猫ちゃん」は、今年(2008年)の2月、寒い北風が吹き荒れ、雪が降っている日に、枯れ草の上で、丸くなってうずくまっていました。
見ると、額に大きな傷があり、血が流れ、右目が開けなくなっていました。その時は、手元に何も持っていませんでしたので、近くの薬局に行き、傷薬を買い、スーパーで猫缶を買い、「猫ちゃん」の額の血をぬぐい取り、薬を塗り、猫缶を食べさせました。
この日から、毎日、「猫ちゃん」の傷に薬を塗り、餌・水をあげるようになりました。 |
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「猫ちゃん」の記録日記 |
「猫ちゃん」のブログを公開する以前(怪我をして以後)の様子を追記的に書いていた記事をまとめました。記事元は「おかめ「アン」とうさぎ「クロ」の写真集」です。 |
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入院・治療中 |
3月に入り、額の傷もだいぶ治ってきていたので、安心していました。しかし、一日中雨が降った日のあと、雨があがっても、「猫ちゃん」の姿はありませんでした。
3日後、ようやく「猫ちゃん」の姿を見ることができました。でも、私が「おいでおいで!」と手招きをしても、私の方を見ているだけで、いつものように、私の方へやって来ません。少し、移動するのを見て、「猫ちゃん」が、なぜ、来ないのか分かりました。
左後ろ足を地に着けることができなかったのです。「猫ちゃん」の所へ行って、見ると、左後ろ足が腫れてふくらんでいました。
この日は、雨の降る心配はないようなので、額と足に薬を塗り、餌・水をあげ、帰宅しました。次の日、近くの動物病院へ電話をし、「猫ちゃん」の所へ行って、病院へ連れて行き、見てもらいました。
額、足、その他にもかなり、傷が見つかりました。いずれも、他の猫に噛まれた傷と分かりました。ワクチン・予防注射、今後のことも考え血液検査も受け、「猫ちゃん」が、すっかり完治するまで入院・治療してもらうことになりました。 |
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スカイランサーさん宅 |
退院しても、「猫ちゃん」の帰る場所は、ありません。元の場所です。
でも、「猫ちゃん」のブログを開設し、「引取先探し」を呼びかけて直ぐに、福島県猪苗代町に住む「スカイランサー」さんが名乗り出てくれ、しばらく「猫ちゃん」を預かって頂けることになりました。嬉しさのあまり、涙が止まりませんでした。「猫ちゃん」を元の所へ戻すことがなくなったからです。
私が飼ってやりたいのですが、現在、7才になる「オカメインコ」、同じく7才になる下の歯が2本とも喪失し、特別食を食べている「うさぎ」をかかえています。今住んでいる住居ではペットは飼えないことになっています。
「猫ちゃん」の種類は分かりません。年齢もはっきり分かりませんが、写真のように、まだ若いです。3〜4才と推定しています。人に可愛がられ、ここまで生き延びてきたことでも分かるように、ものすごく人なつっこいです。オス猫です。血液検査(猫エイズ検査/白血病:陰性)・予防注射(5種ワクチン)、その他の検診は完了しています。「去勢手術」も、猪苗代町の「スカイランサーさん」のもとで「猫風邪」がすっかり治り、元気を取り戻し、4月20日に終えています。
*「猫ちゃん」は4月5日(土)午前11時、2週間ぶりに退院し、猪苗代町(2009.4福島市に引越)の「スカイランサーさん」が、私が車を持っていないため、また、電車では「猫ちゃん」に負担がかかるため、「たんぽぽ動物病院」まで、車で迎えに来てくれました。私も同乗させて頂きました。「スカイランサーさん」の家に着くと、直ぐに「首輪」をつけて頂きました。それを見て、「本当に「猫ちゃん」の命を救うことができた」と実感しました。「猫ちゃん」はもう「野良猫」ではありません。「家猫」に戻ったのです。
しばらく「猫ちゃん」を「スカイランサーさん」に預かって頂き、「引取先探し」に頑張ります。
*「猫ちゃん」は4月6日「レビン」と改名しました。名付け親は「スカイランサーさん」です。 |
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Tさん宅 |
これまで、猫「レビン」の引取先探しをしてまいりましたが、スカイランサーさんを初め、たくさんの方のご協力により、5月31日(土)(福島県)郡山市のお宅(Tさん)の家族の一員として、迎え入れて頂くことができました。本当にありがとうございました。
レビンは、飼い主に阿武隈川の土手に捨てられ、この2年間、厳しい環境の中で、死にものぐるいで生きて来ました。でも、レビンは、我々人間を恨むことを知りません。心の底から純真な子です。
ようやく、レビンの新しい幸せな生活が始まりました。
これからは、猫「レビン」を見守りながら、新たに開設した「猫ちゃんの「犬猫の引取先探し支援サイト」のホームページと共に、「犬猫の引取先探し」支援ブログとして、継続して行くことにしました。少しでも、これまでの恩返しができればと考えたからです。
今後も、スカイランサーさんのブログと共に、引き続き、よろしくお願いします。 |
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